「呼吸法」のワークショップに参加してみました。

こんにちは、インストラクターのSachieです。

先日、ヨガの「呼吸法」のワークショップに参加してきました。

私の場合は、週に1度はレッスンに参加して、数か月に1度は勉強したいと思ったワークショップがあれば参加しています。たくさんの先生のレッスンやワークショップを体験するのは自分の刺激にも、糧にもなっています。自分の心と体の健康を促進するため、学びを深めるため、そして、インストラクターとしてその学びをどうやって生徒さんにも共有するか。Sachie先生、まじめだわ~。

さて、先日の「呼吸法」のワークショップは、石垣院長や私のヨガの母校でもある、アンダーザライトヨガスクール(UTL)で受講しました。講師は、本場インドで長年ヨガを勉強された、そして今なお学びを深める向井田みお先生です。みお先生は、自分が得たヨガの知識を「これでもか!」というくらいに、しゃべりまくって時間がオーバーしまくっても、まだ伝えたいことがある!というくらいの勢いでしゃべり倒していました(笑)やはり自分の中に伝えたいものがある!という強い意志は、伝わるものですね。そんなところにも感心。

ヨガの呼吸法を行うと身体にどういった良い影響が起きるかという現代の科学的研究結果、複数のヨガの経典で呼吸法がどのように紹介されているか、呼吸法実践、を学びました。

で、それらをざっくりまとめると。

ヨガの古典では、すんごく古いものは、とにかく精神性を高めることに重点をおいてそのことばかりいっているけど、ちょっとあと(といっても数百年後とか)では、それには体を動かすことから入るのが手っ取り早いよ、っていうのが主流になって、でも、体を動かしてある程度、体の筋緊張がとれたら、とっとと呼吸法と瞑想に入りなさいよ、アサナの効果より呼吸法の効果は大きいんだよ、体を動かすだけで終わるなんて、何してんのさ、もったいない、みたいなことを言っている。そして、現代の科学ではそれらの呼吸法の効果がちゃんと証明されているから、アサナだけじゃなく、呼吸法もちゃんと実践しましょうや、どこぞのタレント崩れが痩せますよ~とか言ってたりする運動とは、全然違うんだぞ、ヨガは。歴史と科学が証明してるんだぞぉぉぉ~、ということでした。(こんなまとめ方、絶対みお先生に怒られますので、ここはひとつ内緒でお願い申し上げます)

 

ヨガの経典をひも解くのは面白いです。例えばヨガをやると柔軟性が上がるのは言わずもがな、ですが、経典で「柔軟性が増す」とうたってるのは、体を動かすアサナ(ポーズ)ではなく、呼吸法なんだとか。あとは、かなり大げさなことを経典は言う。これをやると「16歳になります」とか「死ななくなる」とか。このあたりがインド人のご先祖さまだなあ、という感じで面白い。私はさすがに、死ななくなる、とは生徒さんに言えないなあ(笑)

 

 

呼吸ということでたまに思うのが、世間では「ヨガは腹式呼吸」と思われていることが多い、ということ。もちろんこれは伝える側にも責任があるのですが、みなさん、ヨガの呼吸法は腹式呼吸じゃないですよ。今回のワークショップにも出て、再確認しました。ヨガって、ものすごく長い歴史があって、いろんな場所で広まって、いろんな流派があって、改善もされているから、必ずしも原典が正しいとか、何が間違いとか、何が正しいとか、明確に断言できないような気がします。でもあえて言います、ヨガの呼吸法は腹式呼吸じゃないです。じゃあなんで腹式呼吸と思われているか、多分レッスンで腹式呼吸をやることがあるから。じゃあなんでレッスンで腹式呼吸をやるか、ヨガに有効だからです。だったらヨガって何呼吸???となりそうですが、胸腹式呼吸というのがもっとも近い。が、難しいことは置いといて、今の自分が心地よく気持ちよくたっぷりはける呼吸で、というのが良いと思います。明確に「〇〇式呼吸ですよ!」と言えないところも、誤解を招く一因なのでしょうか。

 

あと一つ、みお先生が明確に述べていたのは、

ヨガは代謝をあげるものじゃない!

 

下げるものだ!!

 

ということ。

 

そう、呼吸法や瞑想をしていると代謝は下がります。一方アサナは、難しいポーズに挑戦するときは最初は息が止まったり、連続でポーズをとっていくと息があがったりしてしまいますよね。それでも呼吸を深くして代謝をさげていくことを目指します。そうすると、え?代謝があがるから痩せるんじゃないの?だってヨガの先生って痩せてる人多くない?という疑問が出てくると思います。答えは、代謝があがるから痩せるのではなく、心と体を整えることで暴飲暴食をしなくなったり、普段の生活を整える力、節制する力がつくから、結果、痩せるというより自分にとって最適な体型になっていく、ということです。はい、これはみお先生の受け売りです(笑)でも納得できる説明ですよね。さすが、みお先生。(ただ現代では代謝をあげるフィットネスとしてヨガを捉えることも多いし、そうやってヨガを楽しむ人も、そうやって指導する先生もいます。だから、あくまで本来のヨガはそういうもの、と捉えて頂ければ、と思います。)

こういうことをきちんと伝えて、そしてもっと大事なのは言葉で伝えるより、そうなるように生徒さんを誘導していけるか、がインストラクターとしての力量なのだろうなあ、と改めて思いました。まだまだレッスンの中で伝えられることはありそうです。試行錯誤していきたいと思います。ヨガをやっていると迷うときもあります。が、原点に返る、というはすごく大事だなと改めて思いました。ヨガの歴史は長いだけに。みお先生、本当にありがとうございました!

さて、Sachieはこの学びをレッスンに生かしていきますよ。
ご予約はこちら↓

https://holistic-cura.net/studio/

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