「パワンムクタアサナ」のススメ

こんにちは、インストラクターのSachieです。

今日は、ちょっと耳慣れないヨガのアサナ(ポーズ)、「パワンムクタアサナ」をご紹介します。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、ヨガのポーズのことをヨガ発祥の地域の言語、サンスクリット語で「アサナ」といいます。で、ヨガのポーズは「〇〇アサナ」と言うのですね。

メジャー(!?)なアサナだと、「戦士のポーズ」は「ヴィラバドラアサナ」、「三角のポーズ」は「トリコナアサナ」、「椅子のポーズ」は「ウッカタアサナ」。このあたりは、アクティブケアスタジオのレッスンに来て頂いている生徒さんは耳慣れているかもしれませんね。でも「パワンムクタアサナ」は聞いたことない方も多いのでは。

 

パワンは「風」や「気」、ムクタは「解放」を意味します。身体の気、血流を流して通りをよくするヨガのアサナ、と解釈して良いと思います。「パワンムクタアサナ」は、一つの決まったポーズというより、その名のごとく気を流していくヨガ全般を表すことが多いです。

ご紹介していきましょう。まずはこれ。

 

足の指の間に手の指を挟みこんで、足指の付け根から折り曲げしていきます。この体勢のまま足首をまわすのもいいですね。

足の指の間も丁寧に押していきます。

 

 

足の指から血が出ているわけじゃないです、ただのジェルネイルです。

考えても見て下さい、私たちは自分の顔は、化粧水や日焼け止めやナイトクリーム等を使ってケアしますが、足は顔ほどケアしない、もしくはないがしろになること、多くないですか?足は、日々私達の身体をささえてくれている重要なパーツ。また、日常的に靴を履くことで足の指と指の間がすごく狭くなっているんですね。ここにしっかりと指をいれて流れをよくしていきましょう。足の裏をしっかりとやわらかくしておくと、グラウンディングといって、地に足がついている感覚も養われてきます。足の裏のツボ押しなんかもいいですね。

「足の指の動きは脳の動きに連動する」とも言われています。足の指が動きが良い人は、頭も柔軟なんだとか。

 

そして、足の付け根のほぐしにオススメなのはコレ。

足の付け根に両手をあてて、体重をかけていきます。体重をかけたまま、少し時間をおくと良いです。押す位置を足のつけねからひざまで、だいたい5カ所くらいにわけて、ゆっくり丁寧に押していきます。戦士のポーズの2番などで、足の付け根の開きが悪い人はこのアサナを準備として行うと効果てきめんですよ!足の開きが悪いものをぐいぐい開く、そんなことは今すぐやめましょう、自分の体に対する暴力です。理想のヨガのポーズに無理やり体をあわせるのではなく、体にあわせてポーズをとっていく、それが本来のヨガではないかと思います。

 

パワンムクタアサナは他にもいろいろありますが、自分で簡単にできるカラダのケアです。私たちの体は、長年のクセによって、関節や付け根などに滞りが生じてしまいます。そこを刺激して気の流れをよくしてあげる、体を循環させてあげる。石垣院長の「コリと痛みの地図帳」にも、パワンムクタアサナのヒントとなるセルフケアが満載ですのでぜひご一読ください。

■『コリと痛みの地図帳』 著:石垣英俊
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私がなぜパワンムクタアサナをお勧めするか、それは「簡単にできる」「日常的にできる」というのがポイントです。テレビを見ながらソファに座ってもできる、お風呂に入ったときでもできる、就寝前のベットの上でもできる。スタジオでレッスンを受けたり、サロンで施術をする代替とまではいきませんが、補完には十分なります。

ヨガをして自分のカラダに注力していくことは健康上とても大切なこと。ヨガでもほかのことでも「継続」が大切だと思いますが、この継続がなかなか難しいですよね。根性で、気合いで乗り切る!も良いですが、それでは体に余分な力が入ります。時としてはそれも必要でしょう。でもやっぱり、楽しいという意味でも、適度に力を抜くという意味でも、『楽』って継続の重要な要素だと私は思います。

長くスタジオに通っている生徒さんからは「足の指の間が開いてきた、すごく気持ちいい」「横に寝ていた足の小指がもとにもどってきた、昔からこうだからもう治らないと思ってた!」と予期せぬ嬉しいお声を聞かせてもらうことも。皆さんもパワンムクタアサナ、いかがですか。

 

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